すこし前の事ですが、大阪で地震がありました。我が家も震源から程近い場所だったため影響がありました。
883Rがこけました!わが883史上、初の転倒
ハーレーは耐震性があるのか?
ふつう、バイクと耐震性は無関係な概念でしょう。
そして、ハーレー。低重心なうえ重い。しかもサイドスタンドで置いた感じは国産車と比べても、より寝ていて転倒しにくそうです。まさか、このバイクがスタンドの反対側、右側に倒れるなんて想像もしませんでした。
しかし、事後にネットで調べてみるとハーレーのビッグツインでも地震による転倒事例がたくさん見つかりました。東日本大震災の事例が多かったです。
今回の地震発生直後、近所にある自転車・バイク置き場を見るとどちらも半数程度が転倒してました。
スタンドが立ち気味の国産車、またセンタースタンドを使ってる場合などは転倒は当然ありうる事と考えてました。過去にも自分のバイクを置く場合は地震や風、主に念頭に考えたのは風のほうですが、転倒を考え対策をとったものです。
しかし、まさかハーレーが転倒するとは!びっくりしました。
ハーレーも普通に転倒するのです。耐震性は・・国産車よりマシ、な程度かもしれません。
転倒による被害
立ちゴケする時とほぼ同じ被害かもしれませんが、自宅だったため特殊な傷もいきました。
タンク、エアクリカバー、マフラーは無傷。助かりました。ハンドルの曲がりなどもなし。
ただし、右側のハンドルエンドのゴムの部分が少し破けました。
ただ、車庫の壁に倒れこんだので右バックミラーの上側に傷。車庫に置いてあった物にぶつかったので右前のウインカーゆがみ、右後ろウインカーに傷でした。
ズドーンとひっくり返った割りに損害が少なくて助かりました。
転倒防止策実施
バイクの地震による転倒防止策を調べると
サイドスタンドで立てておくのが良さそうです。センタースタンドは倒れやすい。
前輪ブレーキが掛かったままになる様にブレーキレバーを引いておく(ベルクロテープや紐で)
・・・これはバイクの前後方向に揺れたときサイドスタンドが外れる対策でしょう。ハーレーでは不要かもしれません。
ハーレー関係のサイトで多く見かけた対策は、右側からつっかえ棒のようなものをかませるなどでした。
私も、過去を振り返ると長くバイクを外に置いていました。バイクカバーをかけた状態です。
地震の事は念頭にありませんでしたが、台風などの強風で倒れる事を考え、角材をバイクの下にかませていました。
台風接近時はバイク置き場に柱がありましたので、さらにロープで転倒防止に縛っていました。
オフロード車などは最低地上高が高いのでもっぱらロープ固縛でした。
こんな時ハーレー独特?の低い最低地上高が生きてきます。バイクの下に入れる角材やブロックが選びやすいのです。
私の883Rはハーレーのなかでは最低地上高が高いほうなのでかつてSRXで使っていた角材より長い(高い)ものが必要です。大体のハーレー達はまさに角材選び放題でしょう。
で、たまたま手元にあったブロックを車体の下にかませました。
左側からバイクを倒そうとしても、動きません。本格的な対策ではありませんが、とりあえず耐震性はアップしたと思います。
今日も走れるありがたさ・・・
この地震では亡くなった方もおられました。また、その後に発生した水害で更に多くの方が亡くなりました。
そんな中、たかが趣味の道具にわずかな傷が付いた程度で済んだわけで、その後にバイクに乗ると命の大切さや人の世の無常にも想いを馳せてしまいます。
今日も元気に883で走れる事に自然と感謝の気持ちが湧き上がってきます。
日々、感謝!!