バイクはキャンプに行く道具とさえ考えていてます。
そこてキャンプ道具について妄想したいと思います。
道具選び
想定 → すべてのキャンツー道具が、突然なくなりました。
一から、道具を揃えなさい!です。
結論から先に書きますと、
1 好きなバイク・・・ツーリングに向く、などは考慮しない。
2 化繊のシュラフ。冬用。
3 ロールマット
4 ドーム型テント
5 ヘッドランプ
6 ガスストーブ(バーナー)とコッヘル
7 好みに応じて椅子とテーブル。なくてもOK
細かくみていきましょう。
キャンツー道具
まず・・・バイクがなければキャンツーできません。キャンプツーリンツのツーの部分。
バイク選びは、長い深い話なので、別途機会を作って考えましょう。まずは、走れば何でも良しとします。
自転車でもいいくらいです。(実のところ自転車キャンツーも別格です。一日走りぬいた後の肉!・・これも改めて)
キャンプに使うバイクなら積載性を第一に考えそうですが、乗って楽しい見てカッコイイが最優先で買います。
積載性は何とかなるもんです。
次は寝袋
これさえあれば野宿可能。
無人駅、 バス停、何処か道の片隅でも一晩過ごせます。
知り合いには無人駅愛好家がいましたし、高速のSAの隅っこの物陰で寝たこともありました。
その次はマット。これがあれば防寒性、寝心地アップ。
本当のところ、地面にじかに寝袋をひいて寝るのはためらわれますし、薄いシートなどでは地面の硬さ、でこぼこ、冷たさが気になって寝心地は良くありません。
マットがあれば劇的に改善されます。
4番目にテント。ここからキャンプです。
以上3点+バイクでキャンツーが成立します。
夜遅く、キャンプサイトに到着して早朝にはもういない・・というライダーを何人か見たことがあります。食事はよそですましてくるらしいです。
キャンプは寝るだけ。こんなスタイルもありでしょう。
しかし、キャンプでの食事も乙なもの。となるとコンロと鍋。
更にには椅子、テーブルがあれば快適です。
この辺まで来たら、全く普通のキャンパーの誕生です。
さて、いまからキャンプ道具の一切をそろえるとしたら。
寝袋
シュラフですね。なぜかドイツ語。「寝」です。シュラフザックで「寝」「袋」
これさえ良い品であれば、キャンプ道具選びは9割成功したも同然(ぱぱぞう調べ)
ゼロから買うなら、化繊のシュラフ。真冬用とスリーシーズンを使い分けたいものです。
もし、一つしか持てないなら真冬用。大は小を兼ねると同じで「暖は寒を兼ねる?」です。
暑ければ、お腹にかけるだけ~持ってるけど使わない・・も可能。寒ければ持ってる服を全部着て、さらにカバンの中に足を突っ込んでもありますが、限界もあるし命の危険さえあります。
私はイスカ、モンベルを使ってます。
一つしか持てないなら・・モンベルの1番相当くらいかな。
夏冬使い分けなら・・モンベルならゼロ番と3番あたりか。
色々持たない&バイクツーリングではダウンシュラフは選びません。
前回のキャンツーでもダウンシュラフを使いましたが、同じ保温力で小さくなりますので、パッキングも楽ですし荷物も少なくできます。
しかも軽くもなるので自転車や歩きならダウンシュラフはとても魅力的です。
が、水濡れに弱く湿らせると保温力やロフトがガクッと下がります。前回のキャンツーで防水対策が不十分だったため、予想外の雨にシュラフが湿ってしまいました。保温力やロフトがダウン(ダウンだけに)して寒い夜を過ごしました。
防水対策とシュラフカバーを併用すれば、まず大丈夫ではありますがシュラフ自体が濡れに強いと更に安心です。
もう20年以上前にロングツーリングしたときですが、ツーリング日程が雨に祟られシュラフもだんだん湿ってしまいました。
その時は化繊のシュラフでした。イスカ。ほんのり湿ったシュラフに入るときはゾゾっとしますが、保温力はほぼ保っていてとても助かりました。
また、ダウンシュラフはとても小さく圧縮できる反面、背中になる部分がより潰れて、そこが少し寒く感じます。
マット
もし、今から買うとしても普通の銀マット、ロールマットすね。
これにすっかり慣れている、というのもあります。また扱いが簡易で濡れても雨がしみこむ物でもないのでもないので水分を拭き取ればOKです。
結構大きい、嵩張るものですが、軽いものなのですべての積載が終わったら、そこに固定すればOK。嵩張るのにパッキングへの影響はゼロ。荷物のうちに入らないのです。
いかにも「キャンプしまーす」然とした見た目にはなります。
それを良しとするかダサし、とするかは判断が分かれます。
わたしはここにも魅力を感じています。
エアマットなども「あなたの睡眠が劇的に変わる!」などとも言われ、いつかは試したいのですが、カバンの中に納めるべきを思うので、銀マットより遥かに小さいのに荷物の量が増える事となり、値段や取扱・・・空気を出し入れ?穴が開いたら?・・なども考え二の足をふんでしまっています。
テント
シュラフ、マット、テントがあればキャンプはできます。
今から買うとしたら、使い慣れたドーム型ですね。
この3点で、キャンツー装備はひとまずの完成。
外食ですましてキャンプは寝るだけの人やコンビニ弁当で済ませるひともいます。ゆるキャン△でもコンビニ弁当でキャンプ食をすます人が出てきましたね。
とくに旅するライダー、チャリダーさんなら大いにあり得るパターンです。
ですので、あとはテントさえ選べばOK。
テントがですが、これは結構なんでもいいと思います。良い意味で。
テントは暮らしの備品感覚があると思います。ソファーを選ぶような感じでしょうか。自分が快適やカッコよいと思えるものを選べはいいのであって、ソファーを買わない。座椅子で良いなども選択肢もありで、本人が気に入れば自由です。
おシャレなワンポールテントやホームセンターで売ってる安いテント、高級ブランド品もありですし、古い軍もの払い下げ品もオツです。
ただ、ゼロからただ一つ選べと言われたら私はドーム型テントです。
定番商品なので安物から高級品まで幅広い品揃えがあり選びやすい。半面平凡。
設営が楽。2~3人用の小型ドームテントは本当に設営が楽です。ペグを打たなくてもとりあえず立ちます。暗くなってからキャンプサイトに入ったり、雨の中で設営したりするときは本当に助かります。
ペグなしで立つのは、案外有用です。ロングツーリングでは駐車場的な舗装やセメントのある場所でテントを立てる事もありました。雨天で東屋的なところに張ったこともあります。
そんな時は、ペグ不要は本当に助かりました。
調理具
コンロとクッカーです。
ストーブとコッヘルという人もいますね。かつてアウトドアでストーブといえば小型コンロの意味、一択でしたが、今では暖房器具の意味が勝ちつつありますね。
今、選ぶならガスでしょうか。いわゆるOD缶を使うアウトドアブランドものがコンパクトになり便利です。
点火も家庭のガスコンロのように一発点火で、火力調整が自由自在。ご飯を炊くのも楽です。
私はスノーピークの「地」を使ってますが、類似品のどれでも良いようにおもいます。
クッカー、コッヘル。色々な商品がありますが、この辺もなんでも良いように感じます。
ただ、アルミのコッヘルは想像以上に長持ちします。100年使っても平気でしょう。
ですので、気に入ったものを吟味したほうが良いかもしれませんね。
悩むのは丸型が良いか。四角型が良いか。洗いやすさの丸。パッキング性の四角でしょうか。
イスとテーブル
イスは持っていますが、テーブルは持ってません。
もう一つイスを買って、その上にベニヤ板を置きテーブルに使ってた時期がありました。
イスはキャンプサイトによって、テーブルセットがあったり、逆に地べたに座って荷物を背もたれにしたりすることもあったりで、持っていても使わないこともありました。
もうこの辺は贅沢品の領域です。
明かり
明かりはキャンプでは必携。贅沢ではありません。
暗いのが怖いので明かりを取る方法を色々試しました。
しかし、ヘッドランプ一つで全て解決です。
暗さに慣れてきたのもあると思います。その他の明かり(ランタンとか)の取り扱いや荷物の増加など面倒さもあると思います。
何といっても、ヘッドランプなら自分が目線を向けた先は必ず照らされてます。
これで十分になりました。
こうやって見ると、簡単そうですが、以上の品物の選び方や組み合わせかた、また積載の方法などにもいろんなスタイルが可能です。
キャンプを実際に始める前でも遊びどころがまさに”満載”。
ここで、完結してしまっても良いくらいの愉しみですよ~!
いや、道具がどうであってもキャンプ自体の面白さもあり、そこに到着するまでの過程でツーリングの楽しみさえあります。道中の景色、食べ物、温泉・・・
ううむ・・・楽しすぎるのです。キャンツーは。