ツーリング準備~増し締め

実は前回、オイルや空気圧をチェックしてツーリングに備えましたが、雨で流れました。

リベンジで、もう一度ツーリングを企画しました。

前回、いろいろチェックしたので、今回はツーリング準備パート2として、増し締めをやってみます

増し締め。3年目で初めて。

実は、増し締め。購入してから初めてです。3年間放置です。振動が多いハーレーは増し締めが必要、とネットでも多くの記事を見ますが、高年式のハーレーの実際の所有者のブログなどを見ますと、あまり気にしなくてもよさそうで、安心していました。

ディーラーに車検を出すと、増し締めもやってくれると聞いています。ディーラーに車検を出さなかったので一度はしてみないと、と思っていました。

実際にやってみると、ほとんどどのネジ、ボルトはしっかりと締まっていて動きませんでした。がある程度硬いながら締めること(ほんの少しだが、緩みあり)が出来た場所が3箇所ありました。

○ハンドルを取り付けているボルト

 ここは、購入直後にハンドルの角度を調整するため、自分で締めた所です。

ハンドル取り付け

○クラッチケーブルの根元(付け根)エンジン側

 少し前からオイルがにじんでいた場所ですが、あまり力をいれず、ほんの少し、締め付けできました。

○リアフェンダーのステーのカバーをつけているボルト1

 ここも、8分の1回転分くらい締め付けできました。

リアフェンダー

ハンドルのボルトは、自分の作業だったので、自己責任です。

クラッチケーブルの根元は、もう数ミリ動く程度で、十分締まっているようでしたが、

オイルのにじみもあり、その数ミリを増し締めしました。

リアフェンダーのほうもほんの少しでしたが、ここは真性、緩んでいたかもしれません。

(荷かけフックを検討中に少し触ったかもしれません・・記憶があいまいでいけませんね)

じっくりと、車体を見て回ると、マフラーの裏側とか、手の入りにくいボルトがあります。特に緩んでそうな場所はなさそうでしたが、ディーラーが車検のときにマフラーを外して、増し締め徹底してくれると言うのは、安心感のあることだとも感じました。

錆び発見

今回の趣旨とは違いますが、エンジンの下側、排気管の死角に錆び発見しました。

883R の底。錆びてます。

鉄馬だけに、錆びないと・・・とも思いますが、磨きなおしてとりあえず処置としてCRC(クレ556)を塗っておきました。

プレクサスでも買ってキチンとコーティングしようかな。

増し締めの思い出

私の乗っていたバイクは歴代シングルシリンダーで、よく「振動が多いので増し締めは必須」と聞いていました。

SRX6に乗っていた時の事です。SRX6、個人的には拍子抜けするほど振動の少ないマイルドなバイクに感じました。ネジ、ボルトが緩んでくることもほとんどありませんでした。

しかし、一度キックペダルを止めるナットが脱落したことがありました。

初めて北海道にツーリングに行った、旅の後半です。次にキックペダル本体が脱落したらエンジン始動ができません(初代SRX6だったので、キック始動オンリー、キックペダルなしでオートデコンプ・・キックペダルと動作連動・・を作動させずでは、重くて押し掛けも難しいです)

仕方がないので、エンジン始動のたびにキックペダルをスコッと外してかばんの中に入れ、ツーリングを続行しました。

オフ車のBAJAに乗っていたときは林道に良く行きましたので増し締めは気にしてましたが、問題ありませんでした。スポークは緩みが出ることはあったので時折、スポークレンチで締めていました。

今の883を買うときに試乗したダイナ、スーパーグライドは白蝋病になるんでは、とおもうほどの振動でした。

まとめ

ハーレーと増し締め・・ですが、高年式なら世間のうわさと違って神経質になる必要はないが、意外なパーツが緩むこともあるようです。私の場合、自己責任の部分が大きいですが。

年に1回くらいは見ても良いかもしれませんね。

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