私がハーレーをためらった5つの理由

こんにちは。ぱぱぞうです。

前回、私がハーレー883Rを選んだ理由を語りましたが、

実は、かなりためらいもありました。

バイクは安いものを選んでも、結構な金額の買い物ですし、実際に購入するまでにはいろんなことを考えました。

ためらう理由、それを克服して、あるいは黙殺(笑)して883Rを決断しました。



1ハーレーは壊れる

外車は国産車より品質が低い。という話は良く聞きます。

とくにハーレーはよく壊れる。すぐ壊れる、という話は多いようです。

昔から、そんな話は良く聞きましたしネットでちょっと調べると、そんな話は多いようです。

すぐ故障するバイクでは安心してツーリングには行けません。

ツーリング主体に使いたいのに、それでは、いかにカッコよくても、味わい深くても道具として使えません。

しかし、しつこく調べていくと違うようです。

実際に自分でハーレーを購入して付き合っている人の話では最近のハーレーは壊れないらしい。壊れる。はどうも昔話らしい。

壊れる・・・と語る人の多くは伝聞や昔のイメージで語っている人が多いようです。

あとは、カスタムのやり過ぎとか。

実際は日本製パーツを多用し、日本の生産技術を使い信頼性は高まっているらしい。

買って何年もメンテナンスしたことない。震動でネジが緩んだとかもない。10万キロノートラブル。

そんな話もチラチラあるようです。

それでも、国産信者として不安が完全に消えることはないが、大丈夫!かな。と考えることにしました。

2ハーレーは高い

高級外車のイメージがあるハーレー。

バイクを良く知らない人でも、そんなイメージを持っている人は多いようです。そんな、高級品は贅沢。と捉える人もいます。

確かに、誰もがイメージするハーレー、ビッグツインのF系のバイクは高い。300万位します。中古でも100万代後半とか。ビンテージなら500万代とかも。

これは高い。

が、しかし。スポーツスターはそんな中では安い。新車でも150万くらい。

中古では7,80万位でも手に入りますし状態の良い車体も普通にあります。スポーツスターならビンテージものでさえ段違いに安い。

国産車で、私が魅かれるバイクも値段は60万から90万位。同じ土俵です。

さらに他の外車、トライアンフやモトグッチは100万前後となるようです。色々試乗した中で883に匹敵する面白さを感じたのはモトグッチのV7。パワフルすぎない走りが極上でした。しかし、中古でも安いのがなく、結局やめました。

3ハーレーは維持費が高い

これは、ある程度は覚悟しています。

ただ、調べたところ確かにパーツ代などは高いが長寿命なので、国産車とそう変わらない説もあるようです。それならマイナス要素ではないかも。

ディーラーが工賃その他、結構ぼってる話も良く見かけました。

ただ、自分でメンテナンスしたりすると、国産車レベルの金額でできる様で、ある程度は努力と工夫で維持費は安く抑えられそうです。

4ハーレーはかっこ悪い

私自身はハーレー全般をカッコよいと思ってますが、少なくないバイク乗りはハーレーをかっこ悪い、金持ちオヤジ専用のバイクと感じているようです。ネットでもハーレーに対する否定的意見は結構多くあるように感じました。

性能悪い、すぐ壊れる、遅い、うるさい、高い。バイクを本当にわかっている人、本当にバイクの好きな人はハーレーなんか選ばない。ただの見栄の道具。私の周りのライダー達もそんな感じの人がいます。 なんで、よりによってハーレー?そんな空気感は非常に良くわかります。

が、ここは周りから馬鹿にされても自分の趣味で行こうと思いました。

バイクで見栄をはったり、おしゃれをする気はないので、周りからどう思われてもOKです。

峠で遅くってもバイクのせいにできますし(笑)

5アメリカンはしんどい

大昔からハーレーをかっこよいと思ってきた私ですが長年、前傾姿勢のバイクに乗ってきたので実はアメリカンには抵抗感もあったのです。

最初に乗った250CCのバイクがカワサキのZ250LTDというアメリカンバイクでした。

ポジションは最初の数時間は極楽です。一日ツーリングに出かけると午前中はとにかく楽。特に顔が下を向きがちで道路ばかり見ている前傾姿勢バイクを比べ、空が広い!青空を満喫しながら走れます。

しかし、午後から夕方にかけてお尻が痛くなってきました。

しかもポジション的に自由度がないので、例えばシートの前のほうに座ったり、思いっきり後ろのほうに座ったり、立って走ったり・・・があまりできないので尻痛から逃れにくく休憩を余儀なくされました。

今考えると、アメリカン姿勢の問題以外にシートの質などもあったのかも知れません。

ただ、私は「実はアメリカンバイクは長距離クルーズには向いていない」と考えるようになっていました。

実際はどうなのでしょう。

とにかく、長距離に向かないかもしれない(と自分には思える)バイクを選ぶのはツーリング主体の使用を考える私には自己矛盾でもありました。

ネットなどをみていると、ハーレーは長距離ツーリングのためのバイク、アメリカの広大な大地を淡々と走り続けるイメージです。

それに、長距離も楽らしい。

キャンプ道具満載でツーリングしている人も珍しくありません。

そこで、かつて自分か感じていたアメリカン長距離不向き説は黙殺することにしました。

もし、しんどければ休憩しながら走ればよいのです。883にはそれに代え難いカッコよさがある! のでした。



まとめ

1 ハーレーが壊れやすい、というのは現在は当てはまらないらしい。

2 値段も、候補に挙げた内外のバイクの中では、むしろ安いほう

3 維持費は国産と同等か、チョイ高め?

4 友達はかっこ悪いと思ってるけど、自分では気に入っている

5 長距離を走って、どれくらい楽か未知数だが、多くのライダーたちがそこは満足している様・・・

それなら、ためらう理由もないかな・・・

ということで、先にも書いた「私が883Rを選んだ6つの理由」と錯綜してこんなことを考え883Rにたどり着きました。

何かを選ぶとき、メリットとデメリットを天秤にかけて冷静に判断、ということになるかと思いますが、今思うと最終的には好き嫌いでした。

そして、デメリットには「いいわけ」を用意して走り出したわけです。

どの道、883Rに決めました。一目惚れバイクはなかったわけですが、バイク選びを始めて、徐々に883Rに惚れ込んでいったわけです。

遠くから眺めているだけではこの境地には至らなかったでしょう。バイク店訪問や試乗を繰り返してるうちに気持ちが高まり、定まってきたのです。

どんな事にでも言えそうですが、まず、とにかく動いてみる。効くようです。

私の場合、そもそもバイク好きですから、その点、体がむずむずして動かないわけにはいかなかったのですが。

今回、883Rとの出会いを通じてそんなことも感じました。

まずは始めないと始りませんね。


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