あす、バイク仲間と日帰りでツーリングです。久しぶりです。
いつもは乗りっぱなしで整備も点検もしないのですが、たまには点検的なことをしようと思いました。
オイルチェック
エンジンを使うものにとっては基本のキでしょうか。オイル量と汚れをチェックしてみます。
昔は親父も車ですが、良くやってました。
スポーツスターはドライサンプ方式です。クランクケースの下にエンジンオイルがたまっているタイプではなく、別にオイルタンクがありそこからエンジンにオイルが循環しています。
ハーレーは戦前からドライサンプです。メリットとしては、オイルパン(オイル溜め)が要らないのでエンジンの高さがおさえられる、Gにかからわずエンジンにオイルが安定循環できる、冷却効果があるだそうです。
オイルパンにたまったオイルをかき上げる方式よりはドライサンプの方が強制循環でより確実にエンジン内部にオイルを循環できそうですね。
昔はGの激しいレーサーやオフロードでは多用されたと聞きます。
オフ車のエンジン積んでるSR SRXがドライサンプです。
今は技術が進歩したのかレーサーでもオフ車でもオイルパン式、ウエットサンプが普通ですね
スポーツスターのオイルタンクはシートのすぐ下、右側にあります。
そこにある銀色のプラのキャップが注入口。カチッと押すとポップアップします。
それを一回転反時計回りに回すと抜けます。普通のネジとは違う感じの蓋です。
一度、オイルをきれいに拭いて再度、元通りにさし込みます。
ついてきたオイルの量と汚れをチェック。量は規定量の上限と加減の3分の2あたりです。少し汚れていますが、さほど真っ黒とかそこまでは行ってないようです。
オイルが減っている、などは有りませんでしたが、せっかくですのでほんの少しですが、オイルを継ぎ足しておきました。
レブテックのシルバーです。
タイヤの空気圧チェック
タイヤの空気圧もチェックしてみます。
この車を購入時についてきた”車載工具”の中にあったエアゲージではかります。
空気を入れるバルブにあてがって抑えると空気がプシュッと出て、メモリが出てきます。
うちの親父も使ってた30年前と同じ形。その頃は単位がキロでしたが。
今はキロパスカル。100で割ったらキロとほぼ同じだそうで、分かりやすい。
規定値は883Rの場合、フロントは207kpa、リアは276kpaです。
(同じスポーツスター同士でも車種でエア値は違うようです)
エア値はほぼ、正常でしたが空気を少し入れて、指定値より少し高めにしておきました。
空気圧は高めが、磨耗が遅い、燃費がよいのメリットが有るらしく
知り合いのバイク便ライダーは3キロ越えの圧にしていました。
しかし、メーカの規定値にも意味が有るとも思え、今回は気持ち高めでいどですが。
空気入れは自転車、自動車兼用で使っているトピーク(台湾製)
英式バルブ(普通の自転車)米式バルブ(自動車、バイク、マウンテンバイク)フレンチバルブ(スポーツな自転車)ビーチボールなども対応の便利もの。
空気圧計もついていて便利・・・でした(最近はちょっと不調。ホースから空気漏れ)
883R、フロントの規定値は207kpi
リアの規定値は276kpa
(少し高めになってますね)
タイヤの溝は前後ともたっぷり。変な磨耗もなくOKです。
ブレーキのパッドもまだまだ残ってました。
バッテリー
それから、バッテリーも念のため補充電しておきました。
BALの充電器です。ネットでは好評と酷評(充電器としては良いがスイッチがすぐ駄目になる)がありますが、5年近く使って、まだいい調子です。
まとめ
今回は明日のツーリングの準備として
○ オイルチェック
オイルの量、オイルの色(劣化の)
○ タイヤチェック
空気圧、減り
○ ブレーキのディスクパッド確認
○ バッテリー補充
を行いました。
あと、今回の整備内容ではありませんが、
○定期的に乗る(動かす)
も、普段気にしている整備?です。
たまにしか乗らないと、バイクの調子が悪くなるとよく聞きます。
何ヶ月ぶりにエンジンを掛けようとしたらかからない、何度もセルを回してるうちにバッテリーが上がってしまったこともありました。
しかし頻繁に乗っていれば、調子は維持できます。
毎日通勤に使うバイクは元気です。乗ることが調子維持、整備となるようです。
私の場合、必ず週一回はほんの少しでもいいので動かすようにしています。
近くのスーパーまで買い物ツーリング?だったりしますけど(笑)
普段、定期的に乗っているバイクなら、日帰りツーリングなので、これで十分かな?と思います。