こんにちは。ハーレー初心者、ぱぱぞうです。
梅雨入りしましたが、晴れ間を見つけ、エンジンを始動。走り出したいと思います。
ハーレーに乗ってぱぱぞうを名乗るくらいですから、もちろん883(パパサン)に乗ってます。恥ずかしながら、最後3を”ぞう”に読み替えて洒落てるわけです。
883はXL883R。2011年式です。
まずは、なぜ、ハーレーなのか?883Rなのか?です。
私が883Rを選んだ6つの理由
ハーレーなら、普通ビッグツインではないのか?スポーツスターなら1200の方ではないか?
なぜ外車?
883ならなぜアイアンやスーパーローではないのか?
いろいろ疑問がわきますが、私がなぜハーレー883Rを選んだかを語りたいと思います。
1カッコよい
何といってもカッコよい。バイク選びでまず重視すべきは実はここだと思ってます。もし一目惚れしたバイクがあれば、即決しましょう。ほれたバイクで走り出すのは格別の気分です。
逆に愛着を感じない物を使い続ける、乗り続けるのは難しいでしょう。
私の場合、一目惚れとはいきませんでしたがクラッシックな外見が好みの私には前から気になるバイクでした。
スポーツスターの仲間(スポーツスターファミリー)はいずれもカッコよく好きです。
ディーラーの展示室のスポーツスターの前で「ここに住んで毎日、眺めながら暮らしたい」と口走ってしまうほどです。
2 安い
ハーレーは高い、のイメージがあると思いますが、スポーツスターは高くありません。
中古なら70万円出せば状態の良い車体がたくさんあります。一部では「プアマンズハーレー」とかも言われています。
クラッシックなバイク好きな私ですが、実際に古いバイクは今のところ食指がわきません。
バイクはツーリング主体に考えていますので、人気のない山の中で夕方に故障…とか不安を抱えて走るのは怖いですし。
故障の無いように日々メンテナンスをして知識とスキルをつけたらよいのですが、私の場合、やはりバイクはツーリング主体です。
メンテナンスもバイクの楽しみにですから、ある程度はやりますが、なるべくならなくバイクと過ごせる時間はバイクと走りたいです。
で、安直にクラッシックバイクではなくクラッシックテイストのバイクなのですが、同じようなテイストのバイク、カワサキのWやトライアンフ、モトグッチも検討しました。しかし、ハーレーのほうがちょっと安くていい車体がありました。
私にとっては、安さは馬力やトルクに匹敵する性能です。
3鼓動感
エンジンがドコドコと動く鼓動感。私がバイクの乗り味としてとても魅力を感じる部分です。
シングルシリンダー、単気筒のバイクに長く乗ってきたのでドコドコは是非ほしかったのです。
エンジンの爆発が大地を蹴って駆け抜ける感覚。特にヤマハSRX6は極上でした。
SRX6は乗り心地は極上でしたが、高速道路では後ほんの少し余裕があれば、でした。
SRX8?があれば即決したのですが。
さきに挙げたカワサキのW、トライアンフほかにはヤマハのボルトも試乗しましたが、鼓動感乗り味の点でハーレーの乗り味のほうが楽しく感じました。
アイドリング中はエンジンがフレームの中でドコドコと揺れます。これは面白い。
眺めていても楽しいです。
よく言われるように、渋滞でも楽しめる乗り味です。
また、カワサキやトラも大好きなのですがハーレーの場合、昔のバイクを熟成させながらですが途絶えることなく作り続けてる、というのも魅力でした。
バイク界のシーラカンス?

エンジンがコトコトゆれます
4国産のようなフレンドリーさ
いろいろ検討してハーレーに近づいてきましたが、私にとって初めての外車。
しかもアメリカ製。ハーレー。ワイルドな乗り味や凄い振動が・・・とも思ってましたが、最近のハーレーは国産バイクと同等のマイルドな乗り味になってました。
しかし、ビッグツイン・・・世間でイメージされる大きいハーレーは1600CC以上のエンジンに350キロ以上の車体。試乗でも押して歩いたり試しましたが、やはり重く扱いづらい。停止状態から足でこいでも動かない。
その点スポーツスターは270キロとやはり重いのですが、何とかなるレベル。ヤマハのボルトやアフリカツインも似たような重さです。このレベルならOKとおもえました。
スポーツスターなら同重量、同じ大きさで1200CCの車体もあります。多くの人が883CCと1200CCで迷うようです。
多くのサイトでは1200を勧めてるようです。
1200は強力なトルク感、加速など別次元のバイクです。時速100キロ超でも余裕のゆったりクルーズです。ワイルドさがあります。
私も試乗で、交互に乗り比べ散々迷いました。
最終的にSRX8、のイメージに近いの883にきめました。883のほうが気負わずに自然体で乗れる気がしました。
5アメリカンへの郷愁
私が最初にバイクに興味を持ったのは小学校の終わり頃でしたが、その時に好きになったのがハーレーでした。
自転車を映画「イージーライダー」に出でくるチョッパー風に改造してて乗り回してました(笑)
そして、最初に乗った250CCのバイクもアメリカンでした。カワサキZ250LTDです。
しかし、その後はSRXやオフロードバイクを乗り継いでアメリカンなマインドは完全に消えた気でいました。前傾姿勢が身に染み付いてました。
もし、私が883Rを買った時にスポーツスター、ロードスターが値ごろであったら絶対そっちです。バイクは軽い前傾の方が楽ですし。
しかし、私はアメリカンに郷愁を感じました。原点回帰の気分です。
アメリカンも良いんでは…
そこで、アメリカンながらアメリカン色が薄いRとなりました。
峠道、ワインディングを走るのはバイクの素敵な楽しみと思っています。私も、スピードは遅いながらも峠にも楽しさを感じる身です。
最低地上高の高い R はハーレーの中では一番寝かせられるタイプです。峠も楽しめそうです。
同じ883でもロータイプは交差点でもガリガリやれます。
6店と店員がよかった
色々なバイクを色んなショップで調べたり試乗をしたわけですが、親切で信頼できそうな店がハーレーの正規ディーラーの中古車部門でした。
ショップによっては、こちらが本気で購入を考えてることに気づくまで結構、雑に扱われたり、こちらの疑問点にきっちり答えてくれなかったり、こちらの懸念事項を一笑に付したり。
ここは営業マインドがないのか?売る気があるのか?と疑問を感じる店も多々ありました。
それは、ハーレーの代理店でも色々でしたが、とにかく、ホイホイ試乗をさせてくれる。
これは、私の「ハーレーって乗ることができるのか?」という不安を解消していくのに効果大でした。
フレンドリーな乗車感、と前に書きましたが、実は最初の1~2回目の試乗のときは「なんや、これは??」といった違和感や戸惑いがありました。
しかし、何度も何度も色んなタイプに乗っているうちに慣れてきて、やがて一番ピッタっと感じる883に出会ったというわけです。
そして、値段を重要性能と感じる私は中古に狙いを定めました。その正規ディーラーの中古部門で、実直で何でも疑問点にすぐ答えてくれる店員がいました。
そして、そこで値ごろできれいな883Rに出会い購入しました。
まとめ
1まず、格好良さそうなもの、自分好みの車種をある程度選び
2その中から、手の届きそうな車体を候補に上げ、更に予算も工夫して
3候補の中から乗ってて楽しそうなバイクを更に絞り込んで
4実際に自分で扱えるか、を確認
5本当に自分の好みかを考え直し
6良いショップを見つけて、そこで購入
となりました。6つの項目は私の中では同時並行的に錯綜しながら最終的に購入にいたったわけです。
もし、一目惚れできたバイクがあれば即決です。
性能、ポジション、値段・・・関係ありません。すべて、それに合わせ込んで行くのみでしょう。
しかし、今回の私の場合はそこまで惚れ込むバイクはありませんでした。
そして、じっくりと迷って、さまよって、883Rにたどり着きました。ぱぱぞうの誕生です。
これからは、初の外車、初のハーレーと付き合いながら色んな事をお伝えできれば、と思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。