スズメバチの巣を除去

今回はハーレーのブログなのにバイクの話はありません。申し訳ありません。

夏に車庫の横にある植木にスズメバチの巣ができていたので撤去しました。

夏の思い出?

今年の夏に

最近はとみに寒くなってきました。バイクで走ると結構冷えます。

1年の後半、バイク乗りは季節を先取りします。もうバイク乗りは真冬の装いです。

しかし、今年のわたしは季節をスーパー先取りして真夏に真冬のライディングスタイルで出動しました。

蜂の巣の除去のためです。

スズメバチの巣、発見

883Rを置いている場所の横に木が生えてます。今年は剪定を怠っていため、よく茂っていましたが、そこに蜂の巣を発見しました。

コガタスズメバチの巣

ビーチボールぐらいの真ん丸い、毒々しい柄の蜂の巣です。

883で出入りする時に蜂に刺されるかも。しかも、我が家の前を通る人や、通学の子供が刺されでもしたら大変です。

今年は、何かと大自然の脅威を感じる年ですが、こんなバージョンもあるとは・・・

我がバイクライフの安寧のためにも、除去しなくては。

ネットで、画像検索するとコガタスズメバチらしい・・・

結構危険みたいな事を書いているサイトもあります。怖いです。

ここは、お金で解決!で、業者を探してみます。

ネットで探した業者のなかから、よさそうな3件に電話をしてくれます。

みんな即日対応、見たいな事をうたってますが、実際にすぐに来てくれる業者は1社でした。

とりあえず状況を確認しないと料金は出せない、出張見積もりは無料です、のことでしたので一度見てもらう事にしました。

午前中に電話して、午後には来て頂きました。やはり、コガタスズメバチとのことです。

色んな昆虫を餌としているため、ちょっとした庭木や軒先、物置や屋根裏。床下などにも巣を作る事が多く蜂の駆除業者によっては、仕事の7割以上がこのコガタスズメバチであると書いています。

コガタスズメバチ

蜂の歩哨が見張ってます

料金ですが、ネットで色々みて1万円台を想定していましたが3万円かかるとの事です。「こっちも命がけで危険な作業をするわけなので・・」と言われれば、まさにその通り。

しかし、持ち合わせが・・・

わざわざ足を運んでもらって大変申し訳なかったのですが、ここは引き取ってもらって自分で駆除、撤去する事に方向転換。

準備

よく調べると、コガタスズメバチは他のスズメバチ、オオスズメバチやキイロスズメバチに比べるとおとなしく、巣に近づいても攻撃してこない事が多いそうです。

とはいえ、安心できません。

ネットで駆除方法や適した殺虫剤を調べます。

殺虫剤では一番良さそうだったのはスズメバチマグナムジェットプロ。

念のため2本用意したほうが良い、との意見があります。

しかし、他のサイトではゴキジェットで良しとしている人もありました。

もし、余ってもゴキジェットなら使い道があるな・・・とセコイ事を考えて

マグナムジェットとゴキジェットを1本づつホームセンターで購入。武装完了。

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時間は日没後が蜂の活動が低下するらしいので良いらしい。

夜の作業のため、明るく照らす必要があるのですが、普通のライトだとハチを刺激するため

赤いフィルタでライトの光を赤くすると良いそうです。

これは我が家の場合、夜も街路灯などがあり周りが明るいので不要と判断しました。

あとは対ハチ防護服。よく養蜂場などで見かけるものが専用品でよいのですが、もちろん一回きりの作業のためにはもったいない。

ネットで調べると、雨合羽+ヘルメット。袖口などは養生テープで止める。首などはタオルで巻いて隙間をなくす、で良いようです。

服の袖などからハチが入り込むのを防ぐためですね。

ヘルメット・・袖口もぴったりと・・冬のライディングスタイルです!

バイクで冬に走るときは、ほんの少しの隙間があっても風が入ってきてとっても寒いのです。

ハチの侵入どころではありません。

そして冬ジャケットなら十分厚いのでカッパでなくても十分でしょう。

香水、整髪料の匂いに反応して寄ってくるらしいのですが、この格好ならほぼ、無効化するのではないでしょうか。私はどちらも使いませんが。

真冬のツーリングスタイルで作業すれば対ハチ防護服としては完璧では!

殺虫剤

対ハチ防護服

照明(省略)

脚立(蜂の巣を取り除くため)

脚立はもともと、持ってました。

巣の破棄用に大振りなコンビニ袋3枚

準備は整いました。

実施

発見当日の夜は用事がありましたので、翌日夜が更けてから作業に入りました。

冬のライディング服を着込み冬用のグローブをはめます。走り出す時と同じく隙間を厳重にふさぎます。

袖口にグローブをインして、足首もきつく巻く。

フルフェイスヘルメットをかぶり、マフラー2枚+タオルで首もとの隙間も超厳重に埋めます。

全装備を蜂の巣から少し離れた場所に置いてスタンバイ。

実際夜になってみると蜂の巣は木陰になって暗くて見えません。

やはり、ライトは必要だったか・・

少し接近してみると何とか確認できました。入り口に歩哨のハチが見張ってる動きが見えます。びびります。

ある程度、あて推量で3メートルほど離れた場所からマグナムを噴射。

噴射しながら近づいていきます。50センチほどの距離に近づくと巣穴を確認できました。そこに噴射を集中します。

巣の外壁が一部、マグナムの噴射パワーに負けて崩れました。中に白い蜂の子が見えます。

ぞぞっとしました。

マグナムは”全弾撃ちつくし”ました。

ゴキジェットに持ち替えます。管になっている噴射ノズルを巣に突き刺し、場所を少しずつ変えながら巣の中に薬剤を注入。

マグナムの段階で蜂の巣に気配はなくなっていたが、しばらく様子を観察。

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何の動きも気配も感じられません。蜂の巣がぶら下がっている枝を切って枝ごと除去。

途中で落としてしまい崩れてしまいました。巣の材質はウエハース状でさくさくと柔らかい感じです。コンビニ袋3重にして蜂の巣を回収。口をきつく縛ります。

蜂は死んでるように見えてもさされる事がある、というので慎重にかたづけます。

生い茂ってしまった枝も少し払っておく。

ここまでやって、道具を撤収。家の中に入り冬のライディングスーツを脱ぎ捨てる。

汗びっしょりです。服の内側もかなりの湿り気が。

服を裏返して干しておきました。

ごみの日に普通ごみと一緒に出して、破棄完了。

再発防止策

今回の我が家がそうでしたが、植木の剪定をおこったったのが直接の原因です。

庭木、垣根など植木の類は定期的に剪定しましょう。

そして、巣が出来てないかをこれも、定期的に点検すればいいと思います。

万が一、巣を作られても小さいうちなら処置は楽そうです。

また、屋根裏など巣を作られそうなところは目の細かいネットや金網で蜂の侵入を防ぐのが良いようです。

蜂が巣を作るのは5~6月との事なので特にこの時期は要注意ですかね。

まとめ

終わってみると、3万円の労働と考えれば楽なほうだったかもしれません。

コガタスズメバチは温厚なほうで、夜には活動しないので言うほど危険ではなかったかもしれません。

が、大げさに考えれば命の危険さえもありうる作業ですから、あまり気楽にお勧めもできません。ここは各自、自己責任でリスクを十分勘案のうえ行動すべきです。

私は、自分の経験をバイクにまつわる?思い出の一つとして書きましたが、これを参考にして同様な駆除作業を考えられるなら、更に専門的なサイトや専門家の意見を調べたほうがいいと思います。

スズメバチに刺されてなくなる方は年に10~20人ほどいるとの事。日本では人間以外でもっとも人間を殺す、最強の害獣ともいえます。

専門サイトでも、直径15センチを超える蜂の巣は自力で駆除してはいけない。自分だけでなく周りの人にも危険を及ぼす可能性がある、としています。

考えようによっては私の行為も無責任で危険だったかもしれません。

よって、まったくお勧めのできない事ではあります。

とはいえ、大きい声では言えませんが・・・私自身の感想で言えば、コガタスズメバチの駆除は、作業自体は冬も疾走するライダーには造作も無いこととも思えました!

(勝手にライダー特権認定。スズメバチに勝てる! かな?・・・ )

とはいえ実は、かなりビビりながら作業したので汗びっしょり、ひざがくがくでした。

べスパもホーネットもワスプもかかってきなさ~い!・・・んん、戦いたくなる名前たち・・でもべスパは許しそう・・・う、うそです、全部スズメバチの意味?なんでも良いので、もうウチには来ないででくださいね。

ということで?、他の事に煩わせず883で快適ライフを送るためには、植木の剪定も忘れず、日常の雑務もきちんとこなすこと・・これもバイクライフの秘訣だったんですね~

バイクのために他の事もちゃんとやる!

基本的な生活力の低い私も883のために頑張らねば(笑)

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