883Rのオイル交換

オイル交換をしました。

前回、フィルターとミッションオイルを換えているので今回はエンジンオイルのみ。

オイル交換のみなら、スポーツスターは国産車よりずっと簡単です。

工具はマイナスドライバ1本でできます。

オイル交換時期

前回、オイルとフィルタを交換したのが走行19265キロ。今回は走行が25023キロなので、 5758キロ走ったことになります。

ユーザーズマニュアルには8000キロまたは一年ごとの交換となっています。

マニュアル本などを見ますと3000キロまたは半年ごと、あるいは季節の変わり目での交換を推奨しています。

この距離は、普通の国産車のオイル交換サイクルと同じです。

ネットなどを見ますとプロっぽい人、エンジニアのサイトはこの3000キロごとを推奨しています。

ハーレー自体のユーザーズマニュアルの推奨交換サイクルより早いのは、ゴーストップの多い日本の交通事情にあわせてである、としています。

アメリカのスポ乗りの一般的な乗り方、交通事情はどうなのでしょうか?よくわかりませんが、例えば北海道の田舎でバイクライフを送っている・・と想像すると、近いのでしょうか。

だとすると、確かに走行距離の割りにバイクが痛まないような気もします。

あるサイトでは、この差はショップやメーカの経験などの蓄積によってこの値になったのでは、としています。

しかし、横着者としてはハーレー社が8000キロでいいといっているのだから・・・とサボりたい気持ちです。

反面、臆病者としては専門家はみんな3000キロを推奨しているのだし、安全・安心のためにはこれが正解であろう・・とも思います。

優柔不断な私としては、その間をとって4000キロから5000キロでオイル交換をすることにしました。根拠はありません。

たぶん大丈夫?もし、調子を悪くしても自己責任だし。

ただ、今回はちょっと遅くなりました。

オイルの選択

883は初の外車体験でしたので、どんなオイルを使ったらいいのかも分かりませんでした。

最初にオイル交換をしたときは、ここ、悩みました。さっぱり分かりません。

迷うときは純正で。と思うのですが、これが少しお高め。ハーレーは維持費が高い・・説の根拠の一つでしょう。

しかし、国産車を何台か乗っていた時も純正オイルはあまり入れた事がありません。同等の安い物を使っていました。それを卸の業者から買って更に安くあげていました。

ハーレー用にもそんなオイルが無いものか・・

ありました。レブテックです。

レブテックはアメリカ製で、しかもハーレー専用をうたっています。しかも純正と同等?という性能をもち値段も格安。ハーレーを扱うバイクショップでも、むしろこちらを推薦しているところもあります。

そもそも、純正以外でほかにどんなオイルがあるかもよく知りませんし、安い。レブテックに決めました。

ただ、レブテックも3種類あります。

金、銀、黒です。

高い順です。わかりやす。上、中、下ですね。

まず、黒。

鉱物油だそうです。・・・ミネラルというらしいですね。

自然に取れるオイル。天然モノ!と思うと、一番貴重で高そうですが、一番安い。

天然物なのでオイルの分子にバラつきがあり、熱による粘度変化が大きい。酸化が早いなどの欠点があるとのことです。

まめなオイル交換を心がければ問題ないそうです。ただ、それだと「安い」というメリットが無いような気もします。

銀(シルバー)

半合成油です。・・・合成と半々、両方の良いところ、悪いところを分け合う感じでしょう。中途半端な折衷品とも思えます。

おそらく、性能的にも黒と銀の間あたり。値段もそうなっていますね。

金(ゴールド)

合成油・・・シンセティックというらしいですね。シンセサイザーのシンセ。

シンセは合成という意味だったんですね。天然の普通の酒と合成酒ですと問題にもなりませんが、オイルは合成のほうが性能も上で値段も高級なようです。

複雑な加工を施し、不純物を取り除いたり分子のばらつきも無くして耐久性も天然モノに比べアップしているようです。

ただし、旧車の場合は合成オイルの分子が細かすぎるためオイル漏れがあるとも聞きます。

古い時代のハーレーは分子のばらつきの大きい天然モノ、鉱物油の使用を前提に設計、製作されているためだそうです。

合成油の生まれる前から存在しているバイクですからね。

ただし、最近のハーレーですと当てはまらないとおもいますし、ハーレー専用をうたっているレブテックの金です。非常によさそうな気がします。

少し迷いますね~。

前回は特に根拠はありませんが、真ん中をとってシルバーにしました。

一番安物も気が引けるが最高の物も必要なのかな・・・と思ってしまいました。

鉱物油よりは劣化しにくくて合成油よりはお安め。小市民的で気弱な不決断的、決断です(笑)

この度は楽天で購入。ポイントを使ったので実際の出費はゼロ円です。

レブテック購入 レブテック到着

こんな感じで到着・・・   この新聞紙の詰め物がとっても役立ちました。

レブテック1クォートボトル3本。

今回の必要分。

1クォートとは約0.946リットル。クォートなんてなじみの無い単位ですがアメリカっぽくて萌えます(笑)

クォーターとは同語源で4分の1ガロンの意味らしいです。

883Rは3.5ガロンタンクです。この「結局それ、多いの?」的な感じがいいですね~

ちなみにガロンはラテン語で水入れ、バケツの意味だそうで・・フーン、です。

スポのオイル交換、実際は約2.5本が必要量のようです。

オイル交換手順

いたって簡単。

エンジンの下から今入っているオイルを排出して、上から新しいオイルを入れる。

一行で書けば、以上です。

もう少し詳しく書いても4行。

1、エンジン、オイルを温める・・排出しやすくなる。

2、オイルの入り口を開け、ドレンを外し古いオイルを排出する

3、ドレンを閉め、新しいオイルを入れる

4、適量まで入れたら、一度エンジンを掛けてもう一度、オイル量を確認。適量なら終わり。

では、実践です。

とはいえ、久しぶりなのでマニュアル本を見ながら実施です。

オイル交換、実践

1、2 排出

オイルを排出しやすくするためにエンジンをかけ、オイルを暖めます。

少し近所を走ってきました。

オイルがある程度温まっていたほうが排出がスムーズです。

昔、ツーリングのあとにオイル交換をした事もありました。アツアツになったオイルは水のようにさらっとドレンから落ちてくれますが、熱すぎて火傷しそうでした。

ほんのり熱いくらいがいいのでしょう。

近所を一回りしてオイルタンクのキャップを外します。

排出時に上の口が開いているほうが空気が入ってきて、オイルの出がスムーズです。

スポーツスターのエンジンオイルはドライサンプ方式なのでエンジンとは別にオイルタンクがあります。シートすぐ下の右側。

オイル交換 オイル交換 抜く オイル交換手順

押すと・・・       ポップアップして上がります。 くるっと、ひと回し

排出したオイルを受けるオイルパンを用意します。

オイル缶を切って作った自作の物です。

自作オイルパン

ハーレードレン

これがエンジンオイルのドレン。

ゴムホースみたいなのをプラスチックの栓で止め、金具で締め付けて固定しています。

あらゆるパーツが鉄製でさすがアイアンホース、と思ってましたがハーレーでもプラパーツがあったんですねぇ。

しかも、このゴムホース。最初、びっくりしました。

新しい年式のスポですと、このホースの取り付け方が少し違うようです。

ドレン栓

栓をはずしたところ。

ハーレー883 エンジンオイル排出

栓を抜くとトロ~と生暖かいオイルが出てきます。

このなんともいえない匂いに、萌えると言う友人がいますが、まったく同感です!

3、オイル注入

新しいオイルを入れる

給油口から2本、どばどばっといれます。

3本目はオイル量を確認しながら適量にします。

4、オイル量の確認

それからエンジンを始動。1分ほど回してオイル量を再チェック。エンジンやオイルラインにオイルがいきわたるので計り直すと量が少し減ることが多いようです。少し継ぎ足して適量にします。

番外、後始末

オイル交換は終わりました。お片づけです。

排出して、オイルパンで受けた廃油は空になったレブテックの容器に移します。

行きつけのガソリンスタンドに引き取ってもらいます。

この時、梱包財で入っていた新聞がとても役に立ちました。

新聞紙はこのようにドバッとこぼれたオイルも受け止めて床ににじむ事もありませんでした。

新聞紙にこぼれたオイルも容器に移して栓をします。

廃油はスタンドへ

廃油は固めて捨てるキットがあって、それを使った事もありましたが、行き付けのガソリンスタンドが引き取ってくれる事が分かったので、そこにお願いします。

車、バイク、暖房の灯油もいつも同じ店で入れています。行き付けの店を作るのは役に立ちますね。

次に給油に行くとき、お願いします。その時、オイル交換完全完了です。

オイル交換後、オイルの勉強

オイル交換を振り返って、少し調べるとエンジンオイルは純正とレブテック以外にもワコーズやツインパワーなどもあるようです。

どのオイルがいいんでしょうかね。オイル交換前に調べるべきでした。

漫画のスヌーピーが作中で「私が手遅れになってから学んだ事」とう本を執筆する場面がありますが、まさにそれ。

ついつい、前回の作業の繰り返しをしてしまいます。レブテックも前回選びました。

惰性になって、いけませんね。

次はフィルタも替えますのでオイルの銘柄を替えるのも次が良い機会かもしれません。

振り返ると、国産車時代はバイト先だったバイク便の会社が取引していた卸業者から直輸入の

カストロールを安く買って済ましていました。オイルについて深く考える事はありませんでした。

しかし、初のハーレー。最初のオイル交換のときは少し構えて考えてしまいました。

ずっと国産車で安心してバイク暮らしをしていたのに、悪い噂だけは良く聞くハーレーの事。今までの国産車感覚で下手なことをしたら調子を悪くしないか・・と思ったのです。

しかし、今にすると怖がりすぎでした。

定番ともいえる安めのオイルがあり、オイル交換に関しても国産車ライフの延長線上でOKだったのです。

そして、ハーレーでのオイル交換で改めてエンジンオイルについて勉強する事にもなりました。

私のエンジンオイルに対する考え方はずっと「問題なく動けばOK」でした。しかし、今回、オイルのことを色々調べるとなかなか奥深いようです。

せっかく愛着のある趣味の道具883ですし、たまにはいいオイルを悩んで使って、そこも楽しむべきかもしれませんね。

何といっても、凝ったカスタムに比べればかかる費用もしれてますし。

色んなオイルを試してみて違いを楽しめると面白いかもしれませんね。

少し懸念は、今までオイル交換をして「調子よくなった~」「音が変わった!」などの経験がない事。いいオイルを入れても鈍感な私が感知できないかも。

それもまたいいのかな?それでダメなら、あやしげな添加剤に走ってみるか・・

むむむ、またしても883Rを、バイクを楽しむネタができてしまった。

次のオイル交換が早まるよう、頑張ってツーリングしよう!

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