ついに故障!!(フロントブレーキスイッチ)

前回、リアブレーキスイッチを交換しました。

この度はフロントブレーキスイッチに挑戦です。

フロント

リアブレーキスイッチの交換は何とかなりましたが、フロントブレーキスイッチは面倒です。

複雑なパズルの様相。

ちょっと無理かな・・と思いながらテストでばらしていたら何とかスイッチにたどり着いたので、交換できるかも、とスイッチを発注しました。

結果を考えるとちょっと無理っぽいと思った時点でディーラーに行っておけば無駄な時間、労力、費用をかけずに済んだかもしれません。

後知恵ですが。

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こいつをバラします。

作業前にバッテリーの線を外して、絶縁しておきます。

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ばらす前に、紙を挟み、ブレーキをかけた状態、すなわちブレーキスイッチを押していない状態とします。

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上側のカバーを外したところ。

スロットルケーブルをゆるゆるにして外せるようにします。

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スロットルから生えている、スロットルケーブルを2本緩めます。

車載?工具を使います。3/8インチのスパナ。

キレイですし品質もいいです。バイクの国産、外車。どちらが良いか?なら多くの人は国産車に軍配を上げると思います。しかし付属の工具は外車のほうがいいのではないでしょうか。

よく、ハーレーを買う前は「別途インチ工具を揃える必要があるからハーレーは却下」みたいな意見も聴きましたが、この付属の工具で日頃の整備はできます。

まず、細いロックナットを緩めて長い調整ナットを緩めます。

ゆるゆるにしたらスロットルケーブルのタイコが外せますが、タイコの部分が2パーツになっていてタイコの外側のパーツがなくなりやすいです。

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タイコを外し、分解すると画面上のほうにスイッチが見えます。

鉄の板状の部品で押さえられています。

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リアブレーキスイッチです。

ゴムカバーが劣化していてとれています。

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ネットで発注したフロントブレーキスイッチ。

(1181円、送料660円)

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内容物。

本体。タイベルト2本。熱収縮チューブ。

ネットなどで調べると、ほかの方は配線の接続にハンダを使ってますが、私は

ハンダごてを持っていません。今回のためだけ・・も勿体ないので圧着端子で接続することにしました。

ホームセンターで購入。

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電線の被覆を剥いて、アルミパイプ状の圧着端子を差し込みます。

熱収縮チューブを先にはめてスイッチ側と接続。

熱収縮チューブをドライヤーで加熱して収縮させます。

作業をしながら少し気になっていたのがフロントブレーキスイッチはブレーキをかけるとスイッチが「オフ」になりブレーキランプが点灯するという仕組み。

ブレーキを離すとスイッチが押され、ブレーキランプが消灯します。

ブレーキをかけるとスイッチが押されなくなり、点灯します。

なのでネットなどで調べてもフロントブレーキスイッチが故障するとブレーキランプが点灯しっぱなしになるようです。

前後、ブレーキランプが故障でストップランプが今、点灯しっぱなしか消えていてつかないのか今一つ自信が持てません。

部品到着後、時間はかかりつつも交換終了。

フロントのスイッチはゴムブーツが劣化していましたがスイッチとして壊れているようでもありませんでした。嫌な予感がします。

修理後バッテリーをつないでキーを回すと、いつものようにリアのポジションランプがついて・・・一瞬ついて消えました。

ウインカーもつかなくなりました。

かなり焦ります。エンジンは・・・エンジンが掛からなければバイク屋に引き取りに来てもらう?・・・エンジンはかかりました。

ヒューズを確認するとアクセサリー系のヒューズが飛んでました。

作業後組付けの時に配線を少しか見込んでいたようです。右のスイッチ回りがショートしたのでアクセサリー系のヒューズが飛んだようです。

後でディーラーのメカニックに尋ねたところ配線を圧迫しただけでもショートするようです。

もう一度、丁寧に配線回りを組み直し予備ヒューズを取り付けると回復しました。

が、ブレーキランプは点灯せず。

素人作業ではここまで。

ネットで検索してもよい知恵はなさそう。ここで、降参してディーラーにお願いすることにしました。

ディーラーにて

どこか、謎の部品が壊れていたら・・・修理代はいくら?

少し覚悟を決め、電話で予約。数日後にディーラーへ。

メカニックさんに症状を説明して、お願いします。

2~30分、店に置いてある雑誌などを読みながら待ちます。

そして、メカニックさんが来られました。

リアの電気の球が切れていたとのこと。電気の球を新品にしたら治るそうです。

リアのブレーキスイッチは間違いなく故障してました。フロントブレーキは点灯しましたし。

故障の時系列としては

リアブレーキスイッチ故障 

↓ 

電気の球が切れる 

↓ 

フロントブレーキスイッチの故障と勘違い 

前後ブレーキスイッチを交換 

当然、ブレーキランプ点灯せず 

ディーラーで電気の球を変えて復活

という流れでです。

リアブレーキスイッチ周りのユニットが劣化している様子だったので念のためそのユニットごと交換します。

故障は無事、解消されました。

電球代、工賃、ユニット代合わせて7244円

(工賃1210円 テールランプソケットアッセンブリー6034円)

まとめ

リアブレーキスイッチは割と簡単に交換できたかもしれません。

本当のところはブレーキオイルも交換したほうが良かったかもしれません。

フロントブレーキスイッチは面倒でした。配線の嚙み込みに注意です。

球切れはぱっと見わかりませんでした。記憶を辿ってみますと、目に見えてはっきり断線している場合もあれば、そうでない場合もありました。これは電球を変えてみないと判りません。

そう高いものでもないのでまず、ここからやるべきでした。

番外編

時節柄、自宅での時間が長かったので車庫の整理なども行いました。

角材と有孔ボードを買ってきて壁面収納を作成、工具を壁面に並べて吊るしたりしました。

プロショップでよく見る風景です。

私の場合は、歴代の車載工具などの寄せ集めなので、同じサイズのスパナやモンキーレンチがいっぱいあったり色々と難ありなのが一目瞭然!

しかし結果、工具箱をガチャガチャと探し回る手間が省け思いのほか作業がはかどりました。作業上でのストレスが激減しました。プロショップでよく見るはずです。

第一印象でプロに任すべきかな?と感じたフロントブレーキスイッチの交換を勢いでやってしまったのはこの快適さもあっての事でした。

工具に限らないと思いますが整理整頓は生活を快適にしてレベルアップしてくれますね。