こんにちは、ぱぱぞうです。
先日、日本海まで883で往復してきました。往復ともフルに高速道を使いました。
下道をのんびりトコトコ流すのが大好きなのですが、高速走りっぱなしも楽しかった!
色んな場面で楽しい883Rの面目躍如でした。しかも燃費が初の1リットル30キロを記録しました。
行程
朝9時に京都市内で同行者と合流。コンビニコーヒーを飲んで9時30分から走り始める。
国道9号で沓掛まで。そこから京都縦貫道に入る。
10時55分、道の駅由良で休憩一回、11時22分与謝天橋立(宮津)で高速を降りる。
岩滝で給油、12時前に丹後半島の伊根に到着。
京都から2時間20分ほどでつきました。
道の駅、舟屋の里伊根で食事をして1時に出発。1時半には近畿最北端、経が岬に到着。30分ほど灯台などを見学して1時55分に出発。2時40分には丹後半島の西側の付け根、道の駅てんきてんき丹後に到着。
休憩したあと3時に出発。帰りはノンストップで京都市内まで走る。到着は5時20分。2時間ほどで丹後半島から帰ってきました。
途中休憩、食事いれて京都市内から丹後半島まで往復8時間の行程でした。観光はしていません。
総走行距離、360キロ。かる~い疲れがいい感じ。帰宅後のビールがうまい!
服装
入梅前。一日中、晴れか薄ぐもり、気温が18度から25度程度で推移しました。一般の人たちはTシャツの人も多く、日向にいると暑いのだが、山陰をバイクで走っていると寒い!服装には悩む季節です。
私は夏用のライディングジャケットの下に薄手のダウン下着、その下に長袖のシャツ。その下にTシャツでした。
日中、温度が上がって暑くなったら薄手のダウンは脱いでスタックバックに入れる予定。バイクを降りてぶらつくときに暑ければ最大、Tシャツ一枚にもなれる。という想定でしたが、昼~午後の一番温度が上がる時間以外は寒さを感じるほどで、バイクを降りてもずっとジャケットを着てすごしました。春、秋に適したいいジャケットが欲しいところです。
走行中はとくに胸の辺りに風圧による寒さを感じました。マフラーを持ってい入れば、胸の辺りに持ってきて、それをやわらげられたのでは、とおもいました。
グローブは真冬用。ただしハンドルカバーやグリップヒーターは無しです。
下は、普通のジーンズ。ただし、ズボン下に薄手のタイツを履きました。下半身は特に寒さは感じませんでした。
足元は普通のライディングブーツです。
お勧めの場所
今回の行程で、一番楽しかったのはやはり、高速道路。長時間、淡々と走るのは楽しい。
これは、ある程度の排気量のあるバイクの特権でしょう。250CCのバイクだと移動と時間短縮のために仕方なくこなす行程になってしまいます。
丹後半島も走って楽しいところでした。
半島の伊根までは海沿いを走ります。伊根から経が岬までの3分の2は道が整備され、海の際を走りません。ショートカット道のようになってます。
しかし、気持ちよく快走できます。
しばらく北上すると海に出て、しばらく海の際を走れば経が岬。崖の上をなぞって走る感じで、絶景です。ここは気持ちのいい道です。
経が岬。駐車場はありますが、何もありません。わりとキレイなトイレはあります。灯台までは徒歩15分くらい。アップダウンのあるプチハイキング。日ごろの運動不足がたたって、息が上がります。
真っ白い灯台は青空と海に映えてとても美しかったです。初めて点灯したのが明治31年12月ということで約120年前のもの。元々は燈台守が住んでいたらしく、いまは塞がれてますが窓などもありました。
ソロでのツーリングだったら面倒なので歩いて見学に行かなかったと思いますが、一見の価値ありでした。
丹後半島の少し先、道の駅 舟屋の里伊根。
舟屋を一堂に俯瞰できる絶景の場所です。
道の駅 舟屋の里伊根は、その場所に設置するため、主要道からは少し離れています。標識に従って行こうとしましたが、道を間違ったか?と思うほどです。しかも、第二駐車場(?)にまず到達してしまい、ここが道の駅??やはり間違った??と、とまどいました。その先を更に進むと道の駅です。休日は駐車場が小さいので満杯でした。
ここはの食堂はいわゆる観光的な食堂が2箇所、意外なのがごく普通の軽食屋が1箇所ありました。観光のほうは千円から2千円以上ですが、軽食は600円台からあります。
もちろん私たちは軽食のほう。ここでのお蕎麦が以外に美味しかったです。650円でした。
感想
長時間走り続けないと見えないもの、感じないものがある、と改めて実感しました。
なかなか、日々の暮らしのなかで長時間走り続ける時間が取れなくて、短時間の走りしか出来ないことも多いのですが、ただ、長時間走り続ける。これは満足感がありました。
そして、ただ走るだけが楽しいバイクが883Rです。ポジションも自然で一日走って、それなりの疲労感はありますが、体のどこかが痛くなる、凝る、はありませんでした。
また、ゴーストップがほとんどなかったので燃費が1リットルあたり30キロになりました。30は3年乗ってて初めてです。
ただし、風圧です。今回は高速で向かい風が続く場面があり、合成風力で120キロ相当の風があったと思います。
そうなると風防なしの883Rでは風圧がきつく、ヘルメットが微振動したりしました。
ウインドスクリーンつきのバイクに乗っていた人は同じ条件でも何も感じず走っていたようなので羨ましく感じました。
が、高速を降りれば逆に風は快適。帰り道は高速でも向かい風ではなかったので風圧は苦痛ではありませんでした。
風圧がきついと感じるときは少し姿勢を低くすればかなり緩和されるので、当面対策はそれでいいかな。
かつて乗っていたSEX6がそうでしたが、ただ淡々と走る事がそれのみで楽しいバイクでした。それが私のバイクの楽しみ方を決定付けました。
883Rを選ぶときその感覚を重視しましたが、今回のようなただ走りっぱなしツーリングではそれが満喫できました。
バイクの楽しみは整備やカスタム、走りに関しても峠やオフロードもあると思いますが、ただまっすぐ走るだけも楽しい~と改めて感じました。それに青空やきれいな風景がありましたから、大満足です。
テクニックも理論もなく、ひたすら楽しめる。浸りきれるツーリングでした。
あと、高速代がもっと安ければな~