ハーレーでよく見られるつや消し黒の塗装エンジン。カッコよいですね~
私の883Rを買うときの決め手の一つでもありました。
が、ザラザラしていて磨きにくい。汚れにくくもあるのですが、さすがに4年も越えると、ほこりがついて少しくすんできた様に思えます。
調べると、磨く方法もあるようで、さらに、ハーレー社からは専用のケミカルもあるらしい!
そりゃ、製造元なので手入れの道具も作って当然?
さすが、ハーレーカンパニー!
で、時々試乗させていただいているハーレーのディーラーにお邪魔。エンジン磨き専用ケミカル、エンジンブライトナーを購入。
税込み3,623円!
早速使ってみました。
ハーレーの黒いエンジン
ハーレーの黒いエンジン。リンクル塗装といわれるものです。
リンクルとは「ちじみ」「しわしわ」というような意味の英語で
この塗装は「結晶塗装」とも呼ばれます。焼付け塗装です。
バイクが引き締まって見え、ハーレー一族の魅力の源泉の一つだと思います。
ただ、すぐに錆びたりする他のパーツや汚れの目立つメッキパーツの方に意識が行っててしまって、黒いエンジンの美観については意識がまわってませんでした。
たまに、エンジンの隅っこにたまる砂粒などを取り除く程度でした。
しかし、4年もノーメンテナンスで雨中ツーリングなどをしているとさすがに埃っぽい白くくすんできました。
まあ、逆に言うと4年もほったらかしで、さほど汚くなったと感じさせなかったとも言え、リンクル塗装、恐るべしです。
キレイにする方法
とにかく、このくすんだ感じ。なんとかならないかな?と思って、調べるとまず出てきたのが、
①ハーレー純正エンジンブライトナー
②シリコンスプレー
です。
①のブライトナー。純正の専用品なので、おそらくこれが正解?
②のシリコンスプレーは①の代用品として使うようです。
とりあえず、手持ちのシリコンスプレーを使ってみました。
エンジンの一部に使ってみましたが、結構ムラムラになります。
やはり純正か?
エンジンブライトナー
うちの883Rを買って、時々試乗などで遊びに行くディーラーに行き
ブライトナーを購入。
英語の説明書・・読めん・・と思ったら何枚もの説明書が貼り付けてあって、
いろんな国の言葉で説明が書いてありました。
グローバルでんな~
お店の人によると「説明にはベタベタに塗るよう書いてますが、少し多めにつけてウエスで叩くように余った液をふき取りながら使うと良いですよ」
とのことです。
教えどおりに実施。
まず、こまかい埃や砂利などをパソコン周りで使っているエアダスターで吹き飛ばしました。
噴射します。
どんどん噴射します。
そして、叩くように拭いていきます。
つやつやになりました!キレイです。
ただ、「新車の輝きを取り戻す」とは違う気がします。
油を塗って、つやつやにしたのあって、新車時のようになる、ではありません。
経過
うっすらと油を引いて黒光りさせてるだけでは・・・とも思います。
真に新車のようにマットな美しい黒になるわけではありません。
ただ、油を引いた状態だと埃やゴミを吸い寄せるのでは・・と思っていましたが、一月ほど乗り回しても美しさを保っています。
私のように横着者で簡単に美観を得たい人にはぴったりかもしれません。
純正、エンジンブライトナー。使った当初の印象は微妙でしたが、案外いい感じです。
このつや黒も悪くない気がしてきました。
(目が慣れてきた?)
経過2(半年後)
ブライトナー施工後、半年が経ちました。追記します。
半年後も施工直後と変わらない色つやを保っています。
薄っすらと油をひいた感じに思えましたので埃を吸い寄せるのでは?と思いましたが、そうはなりませんでした。今もキレイです。
施工した時は汚れの上から油をかぶせただけじゃ?と思いましたが、スプレーするだけのお手軽さで、これだけ効果が持続するのならとてもいいと思います。
触ると手に油分がついてきます。
今まで乗ってきたバイクたちはアルミ部分が痛んできて、どうにも見苦しくなってきましたがリンクル塗装̟+ブライトナーで新車的美しさが保てています。
つい先日も家電屋さんの駐車場で年配の方から「キレイやね~」と声をかけられました。
いい感じ、いい気分です。